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なかなかおもしろい商品が発売された。その名も粘着式虫取りラケット「とったどぉ~!」。 ……。カモ井加工紙株式会社から発売。名前だけ聞いて「絶対にダメ商品だ。」と決め付けることなかれ。俺は、なかなかの商品だと思う。キャッチフレーズ(?)は「つぶさず・汚さず・捕まえる。」実はこれ、ゴキ退治にはものすごく重要なファクター。 (※下の写真はハエ・蚊用) ゴキブリ退治には「潰す」「汚す」はつき物…。 丸めた新聞紙・ハエ叩き・スリッパはほぼ確実にゴキブリを殺せるが、ゴキブリが潰れ内臓が飛び出し、退治した場所が汚れる。ゴキジェットはゴキブリを潰さずに殺せるが、ゴキブリを殺すほどの薬品で周囲の家具が汚染されないとは言い切れない。台所洗剤(中性洗剤)もゴキを潰さずに殺せるが、台所以外では使うと汚れて拭取りガ大変。熱湯も台所以外では使えない。ゴキパオはゴキブリを潰さずに殺せるが、畳やカーペットで使うと汚れる。(これ参照。) 兵器はいくら書いても書ききれないが、まぁどれも「潰す」or「汚す」のジレンマ、もしくは両方から抜け出せていない気がする。 ( 「"ゴキブリホイホイ"とか"ホウ酸ダンゴ"とか"アシダカグモ"は?」 と思った人。「とったどぉ~!」は攻撃型の兵器です。見つけたゴキブリを殺す為のもの。ホイホイやホウ酸ダンゴは、見つけたゴキブリをどうにかするタイプではなく、ひたすらゴキブリを待つ地雷型兵器なので比較できません。また、アシダカグモの様な生物兵器も然り。まぁ、俺の勝手な分類だけど…) 本題に戻して…。「とったどぉ~!」はとにかくそんなジレンマから抜け出して、一歩"高み"に近づいた商品。写真を見てもらえれば分かるがこれはハエ叩きがベース。しかしハエ叩きはゴキブリが「潰れて」「汚れる」のに対し、この商品はタタキ部分を粘着シートにすることによりゴキブリを潰さずに汚さずに捕獲することが可能となった。さらにこれはハエ叩きの様に、吊るせるらしい。一番感動したのは、風圧で標的が逃げないように粘着シート部分をメッシュ状にしているという点。ここでさらにひねりを加えるとは…。器械体操もゴキ兵器も、ひねりを加えれば加えるほど、ポイントが上がるもの。「とったどぉ~!」、これ最強か。(さっきも言ったが写真はハエ・蚊用。その他に、より強力なゴキブリ・クモ用がある。) ただやはり万能ではない気がする。(※実際に使ったわけではないので、スペックだけから判断。) 気になるのは、コストパフォーマンス。ゴキブリが2匹も3匹もくっついたシートでさらにゴキブリを捕らえようとすれば、ゴキさんとゴキさんがゴッツンこなんて事もありそう。そうすればそのゴキは潰れるか、捕われずに逃げてしまうだろう。というか、そもそも粘着シートに捕われたゴキブリは潰れてないんだから数日間はピクピク動くはず。そんな「とったどぉ~!」を吊り下げて保管したくないし、振り回したくない。つまりこの商品の性格からしてあまり使いまわしは出来ないと思われる。これ、ゴキブリ・クモ用は3枚入りで550円。一枚あたり約180円。う~ん、高い。(※さっきも言ったけど、実際には未だ使っていない。) まぁそれでも十分魅力的な商品だとは思う。「潰す」「汚す」は克服してるし。ちょっと、「キモス」は克服できてないけど。 あと、最後に。「ゴキブリホイホイをハエ叩きに取り付ければ?」と一瞬思ったけど、それだとやっぱり「潰れる」とか「風圧で逃げられる」なんて事がありそうで、やっぱりダメだ。と、「とったどぉ~!」を推してみる。 何も得しないのに宣伝しまくっちゃった。カモ井加工紙株式会社の人、見てたら一個ちょーだい。なんちゃって はぁと 参考記事:ハエタタキとはちょっと違う、虫取りラケット「とったどぉ~!」
by noodles0908
| 2005-08-22 23:21
| 兵器
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