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絶望…望みのたえること。希望を全く失うこと。
人ってどんな時に絶望するのだろう。自分が情熱を注いできた事が報われなかった時…これはまず絶望してしまうだろうな。心が折れない人はしないだろうけど。僕はそんなに強くありません。 とある夜、僕は暑さに耐え切れず布団から飛び起きた。どうやら冷房もつけず、窓も開けずで寝ていたらしい。タンクトップが汗を吸い込んで体に張り付いている。何か重いし着心地悪いな…僕はタンスから別のタンクトップを引っ張り出し、それに着替えた。麦茶でも飲もうかな…僕は部屋から台所に通じるドアを横にスライドさせようとして一瞬止まった。おっと、奴等がいるかもしれない…僕はそのドアを開ける時、必ずゴキブリが居た時の為に心の準備をしてから開ける癖をつけていた。といっても、ここ最近はそれ程奴等は姿を見せてはおらず、たまにホイホイに引っかかってくれる程度であった。殆んど油断してドアを開けたその時!!!!!特に何もいなかったし、何も起こらなかった。僕はやはりな、と思いながら口に溜まった唾を台所の三角コーナーに吐き捨てた。カサ? ??? その時確かにゴキブリの気配がした。しかしいつものような恐怖感は何故か無い。僕はそんな自分が頼もしかった。よし、確認しよう…僕は三角コーナーに再度唾を吐き捨てた。すると黒い影がカサった。そこには、米粒より一回り大きい位の子ゴキがいた。卵の殻に残った白身を物色している。奴等の年代は、あまり人間を恐れていないように見える。僕がまじまじと見ているのにも関わらず、憮然とした態度だ。小さくてほっとしてるって?いやいや、実は僕はこの時、絶望していた。 見つけたゴキは必ず退治していたのに!ホイホイにも沢山引っかかっていたのに!生き延びたゴキは次の世代、Generation Nextを産み落としてしまった。一匹から生まれる子ゴキの数は40匹。一匹見つけたら30匹はいるというゴキブリ…。うちで夭折したゴキちゃんはおよそ7匹。残りの23匹の半分の12匹がメスだとする。その12匹が40匹の子ゴキを産んだら…。僕は勝ち目の無い戦いに挑んでいるのだろうか。終わらない夏。 奴等は貞子の呪いよりも勢いを持って増殖していく… 缶 ============================================ 取り合えず過去の戦歴を掲載。あんだけ戦ったのに文章化しているのはこれだけだった。
by noodles0908
| 2005-04-15 08:14
| 戦闘
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